関澤 「小林さん、今日は記念すべき日ですが、分かりますか?」
小林アナ「まったく分かりませんが、何かありましたか?」
関澤 「ぬく〜い話が今日から25年目に入りました。これはひとえに、
北日本放送とリスナーと私のおかげです。(笑)ところで小林さん
南天の実は、なぜ赤いのか知っていますか?」
小林アナ「赤い実は、鳥にとって見つけやすく、食べて糞として種子を
広い範囲に散らしてくれるためです」
関澤 「さすが模範解答です。今日は植物の凄い能力と戦略を紹介します。
先ずは質問、植物の始まりはいつ?1)46億年、2)35億年、
3)200万年前、次の質問は、地球上の生物の総量の内、
動物と植物の割合は、1)56%、2)78%、3)99%答は?」
小林アナ「1)の46億年と2)の78%だと思いますが」
関澤 「全部不正解です。植物の始まりは35億年、200万年は人間で、
総量は、99%が植物です。私達動物は植物に生かされています。
植物は、視覚、味覚、聴覚、触覚、臭覚の他15感覚を持っている
と、紹介しているのが『植物は知性をもっている』の本です。
(視覚) 眼が無いのにどうして見える?
植物は、光合成でエネルギーを創り出します。そのため光受容体で
より多くの光を求めて、葉同士、先を争って伸びます。
(味覚) 舌も無いのにどうして味う?
植物の根は、土の中に有る微量のミネラル分、硝酸塩、リン酸塩、
カリュウの栄養素探し吸収します。
(聴覚) 耳が無いのにどうして?
私達動物は、空気の振動を耳から音として感じますが、植物は土の
中の根が、土の中の振動を感じ、幹が空気の振動で音を感じます。
その他、触覚や臭覚も15の感覚も、全身を使って行動します。
根が地下深く張り詰め、障害物や有害物を避けながら、栄養素を
吸収するために行動しています。植物の頭は地下にあります」
小林アナ「植物が、私達動物より沢山の能力がある事が分かりました。
明日から、植物の見る目が変わりました。是非その本を読みたい」
関澤 「私は今まで、植物状態や植物人間等、自分達が上の様な言葉を、
使っていましたが、改めてしっかり根を張って生きて行きたい」(笑)