
先日、店のお客さんが「うちの奥さん、コンビニへパートで勤めていて、
時給が848円から1円上がって849円になったと聞き、バカにしている
のかと言ってやった」と発言が有り、それが富山県の最低賃金だそうです。
一年で最低賃金が1円しか上がらない国は、もう終わりかも。
参考に今と30年前を比較すると、平成元年の世界競争力ランキング1位
でしたが、平成31年では30位。時価総額では、平成元年世界トップ企業
20社のうち14社がランクインして、NTTがトップでしたが、現在では
20社のうち日本は0社でトヨタ自動車の36位が最高です。
なぜこれほどまで日本の経済力は弱くなったのでしょう。
人口減少のため?
人口は減少していますが、今は75歳以上の後期高齢者でも働いています。
私の周りでも、農産物を作り道の駅へ出荷している八十のお婆さんや、
週3日だけ働くお爺さん等沢山の高齢者が働いています。
デフレのため?
成長も無いけど、物価は30年間殆ど上がっていないからこれでも良いと
言う人もいますが、とんでもない事で、新しい産業がドンドン生まれて、
経済が成長すると、自然に物価は上がり所得も上がります。
また、日本経済の低迷は、新たな産業社会を引っ張るベンチャー企業が
育っていない。いい例が、未上場で評価額1000億円以上のベンチャー企業
世界380社のうちアメリカ200社、中国100社、日本わずか3社です。
この原因のキーワードは、女性、ダイバーシティ(多国籍外国人)、高学歴で
我が国の女性の社会的地位は、153国中121位(世界経済フォーラム)で
男女の賃金格差も激しく、これでは女性の望む新しいサービスは生まれない。
ダイバーシティは、ラグビーのワールドカップの日本チームの選手メンバーが
多国籍で様々な国の選手で ONE TEAM を作り活躍した結果です。
ビジネスの世界も、多国籍の人のアイデアや考え方で仕事の進める。
高学歴は、日本の大学進学率は53%でOECD平均より7ポイント低い。
そして、日本の大学生は余り勉強しない。これは企業側にも責任があり、
面接で、学生時代どんな研究をしたかではなく、アルバイトやクラブ活動しか
質問しない(笑) そして大学院卒はアタマでっかちで使いずらいと。
30年間ほとんど経済成長しなかったのは、男社会であったからで、
これからの日本を救うのは女性と無国籍の人と高学歴の人です。
そして、所得倍増計画に着手しましょう。絶対可能です!