飲食店のボヤキと補助金

3月8日、小矢部飲食店組合の総会がありました。

総会と言うても、組合員36店の内16店が参加しました。

総会の後、いつもは宴会になりますが、今年はコロナ禍で宴会は出来ない

ため、参加者一人一人の意見を聞くことになり、各お店の意見を聞きました。

各お店の現状、経営の苦労、そして、経営者の笑いと涙など、

富山県内どこも同じ状態だと、思いますから紹介します。

あるお寿司屋さんは「カウンターのお客さんも、出前も無い。皆んな大変は

変わらないから、頑張りまーす」

あるカラオケスナックのママは「お客さんが一人も来ない日が何日かあり、

一人でズーッと歌っていると、喉が荒れてしまい紅白歌合戦は、

辞退するつもり」と、マジ顔で言う。

又、ある料亭に主人は「宴会が全くなく大変です。補助金だけが頼りですが、

タクシーや代行の人も、仕事が無くなり廃業の危機だから、組合で繰越金も

有るのだから、チケットを買って上げればどうか」と、素晴らしい意見。

他の料亭のオヤジさんは「宴会が全くないので、昼定食と持ち帰りで

なんとか食い繋いでいる」

他のお寿司屋さんの主人は「暇だけど余り気にしていません。

下ばかり見ていても仕方ないし、上を見ても中々見えないし、

まだまだ続くと思うと嫌になるけど、ガンバリマース」と、前向きに。

又、カラオケスナックのママは「お客さんが時短は続いていると思って、

いる人が沢山いて、夜はヒマなので朝8時からカラオケやっています。

喫茶店のモーニングサービスではなく、モーニングカラオケです」と、

新しい試みを披露。

宴会専門店の社長は「宴会は全くなく、弁当と給食だけです。国、県、市等の

補助金は、全部もらっています。これ以上借金も出来ないし、首も切れないし

売れる物は、売ってでも従業員を支えたい」と、力強い言葉。

最後にスナックのママは「家賃補助金、持続化給付金で助かりました。

早くコロナがコロっと終わって欲しい」と、精一杯のジョーク。

私は、皆さんの話を聞いて、様々な補助金があるのを知らない人が、

多い事にビックリ。補助金は借金でなく返さなくても良いお金だから、

是非、商工会、商工会議所へ相談してみて下さい。

お客さんにお願いです。小矢部のスナックには、若い娘はいませんが、

数多いリスナーと同じ年代の、中高年から老人が中心のママですから、

安心して入店出来ます。値段も会話も気を使わなくても大丈夫です。

 

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