天気の悪い、大型連休が昨日で終わりましたが、いかがお過ごしでしたか?
まともに晴れたのは、4日の日ぐらいで、当日はどこも大変な人出でした。
山へ山菜採りに行った友人は「ワラビの数より人の数の方が多かった」
コロナ禍で、県境を越えてはいけないという事で、富山県、石川県の話題を
『これでいいのか富山県』『これでいいのか石川県』の本の中から送ります。
先ず石川県、富山県の県都は富山市、福井県は福井市、新潟県は新潟市、
岐阜県は岐阜市、金沢県で良かったのにどうして石川県?
1871年廃藩置県で加賀藩域で金沢県、大聖寺県、富山県、七尾県が
誕生します。しかし、飛び地や境界線問題で、大規模な府県統合が行われ、
加賀藩域は、金沢県、新川県、七尾県の三県になりました。
1872年、金沢県庁が美川に移転した時に、金沢県が石川県に変わる。
なぜ石川県の名前に?
石川県の由来は、石の多い川(手取り川)があったからと、余りにも安直な
名付けです。こらには、前田家の殿様が明治維新の時、新政府側でも無く
幕府側でも無く、優柔不断だったため新政府は「石が多い川があるから
石川県でいいだろう」と。しかし、今も金沢人の中には「県名は金沢県で
良かったのに」と思っている人が沢山います。東京の人は金沢市は知って
いても石川県を知らない。
次は富山県『男が弱い⁉︎女性活躍の先進県*富山県』
富山県の完全失業率は2、3%で全国四位です(2015)です。
これは豊富な水量の川が多く、水と水力発電のおかげで工業県となり、
人口が少ないわりに工場が多いため、女性、高齢者就業状況は68、3%で
全国五位。又、女性の勤続年数は11、6年で全国一位で、これは企業が女性を
戦力として、評価して大事にして来たため。
さらに、富山の女性の社会進出している事は、総務省の家計調査で、
調理食品全般の購入金額は三位ですが、主食的調理食品(ご飯やパン)の
購入金額は二十三位。オカズの購入額三位、冷凍食品は堂々の一位です。
仕事と家庭で大変だから、外食が多いかと思えば、意外に全国二十位です。
こらから富山の女性の姿は、会社から帰って来てスーパーのオカズで、
富山の美味しいご飯を食べている。
富山の男性が弱いのではなく、相手を尊敬して思いやる性格だからです。
これは、浄土真宗王国として約100年の民衆国家を続けた歴史のおかげ。
これは世界でも稀な事です。
私は言いたい『これでいいのだ富山県・石川県』