京都祇園「一力亭」女将 杉浦 京子さん

新型コロナウイルスが猛威を振るって、イベントやコンサートが中止になって

いるため、私の講演会も全て中止になりました。全部で三ヶ所ですがーー。

ところで小林さん「300年変わらない、おもてなしの心」とは、

どんなおもてなしだと思いますか?

小林アナ「全く分かりません!想像もつきません」

それに答えて頂いたのが、京都祇園「一力亭lの女将 杉浦京子さんです。

「一力亭」は、歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」で舞台になり、又、新撰組の

近藤勇など歴史上有名人が、通ったお茶屋として有名です。

京都のお茶屋、料亭は「一見さんお断り」ですが、

これは、どれだけお金を積まれても、初めてのお客さんは、お座敷に

上がることが出来ない事です。

私も商売柄不思議でしたが、「一力亭」の女将の話を聞いて納得。

初めてのお客様は、お馴染みさんと一緒に座敷に上がることが出来ますが、

支払いは全てお馴染みさんが年末に全て払います。

それまでの、料理、芸妓、舞妓、地方等、全ての支払いをお茶屋が立て替え

払します。非常に多額になり、お馴染みさんとお茶屋との信頼関係が無いと

成り立たない為、「一見さんお断り」は、300年変わらない奥深い商売。

お茶屋さんが、お馴染みさんを迎える時、生花の花屋は、なども何度も

山に入り、気に入った枝振りの木を探し、座敷の畳は、畳床、畳縁、畳表等。

又、料理に使う食材一つ一つにも、各職人が誇りを掛けて仕事をしている。

そして、女将はそんな各職人の苦労を、一切見せず「またおこしやす」と、

お馴染みさんを送り出す。

私は「最近新型コロナウイルスで祇園のお客様が減っているのでは?」と

質問すると女将さんは「前は異常で、車庫の中で弁当を広げて食べられたり、

玄関前で、ひっきりなしに記念写真を撮られる為、芸妓や舞妓が玄関から

出られなかったり、ストーカーのようにカメラに追い掛けられたり、

大変でしたが、今はコロナのお陰で人が少なくなり、昔のように落ち着いた

町が戻って来たと、町のみんなは喜んでいます」と。

その後、芸妓さんと舞妓さんの舞の披露が有り、お座敷遊びもあり、

私は、ネクタイで鉢巻きをして、芸妓、舞妓さんとお座敷遊びを体験して、

真夏のアイスクリームの様に直ぐに溶けそうになりました。

 

 

 

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