高齢者の熱中症

お店の76歳のお客さんYさんが、8月15日熱中症で亡くなりました。

Yさんは生涯独身の一人暮らしで、会社の電気のメンテナンスで毎日

数時間出勤していました。

又、週2〜3回五ケ山の道の駅で大量のお土産を、お店のお客さんに

配っていました。

私は昨日、多分五ケ山の道の駅の売店の80代のお婆さん達は、Yさんが

亡くなった事ご存知ないだろうと思い、車を飛ばし知らせに行きました。

売店の看板娘のお婆さんは「えぇぇー亡くなった!!最近見えないし

心配していました。毎回来られると『婆ちゃん元気やったか』と声を

かけていただいて、何時も一万円のお土産を買われるので『そんな何時も

何時も買わんでもいいちゃ』と言うても『なぁ〜んいいちゃ』と言って

大量に買って行かれました」と売店のカウンターで泣かれました。

そして、売店のお婆ちゃんが「これ私のほんの気持ちで、お花代として

上げといて下さい」と預かってきたのでYさん宅へ届けました。

Yさん宅には、弟さんと妹さんと妹の旦那さんが、色々整理されていましたが

五ケ山の道の駅のお婆さんのお花代をお供えして、事情を話すと「それは、

ご苦労さんでした。私達もいつも五ケ山のお土産を沢山もらっていました」

私は「新聞には死因は病気と書いてありましたが、物凄く元気だったし、

本当の死因は何だったのですか?」と聞くと、妹さんが「多分、熱中症では

ないかと思います」と言われたので、一人暮らしの高齢者は自分が気付かない

うちに、熱中症になりやすいので注意点を紹介します。

熱中症で亡くなる方は年間約2000人ですが、そのうち80%が

65才以上の高齢者です。

熱中症になりやすい人は、一人暮らしの高齢者で『昔から扇風機と網戸で

戸を開けっ放しで大丈夫』や『クーラーを使うと身体が調子悪くなる』と

エアコンを適切に使わない人。

また、認知症の人は、暑さに気づきにくく、気温に対して適切な服を身に

着けなかったり、自分で室温をエアコンでコントロール出来ない。

それと、案外盲点が活動的な人。私も含めて活動的な人は、自分は何時も元気

だから大丈夫と過信して対処が遅れる。

熱中症の前兆は、ふらふらする、身体や顔が火照る、身体がだるい、

汗を大量にかいたり、全くかか無かったり、話の辻褄が合わなかったり、

そんな症状が出たら直ぐに、エアコンと水分補給です。

私は、妻に「話の辻褄が合わないのは、熱中症のせいかな?」と聞くと

「あんたは、涼しい時でも話の辻褄が合わないのだから、熱中症ではなく

認知症でしょう」と言われました。

 

 

 

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