
子供達の夏休みも残りわずかになりました。
私の孫たちは、小学一年の女の子から六年の男の子まで4人います。
その孫たちは、外で遊ぶことも出来ずゲームの毎日だったと聞いています。
そこで今日は、そんな子供達の素朴な疑問に答えます。
今日もお盆が過ぎたというのに、35度とか部屋の中にいてもメチャ暑い。
もちろんエアコンはかけていますが、その部屋の中で白い服か黒い服か
どの色の服でいると涼しいでしょうか?
冬服に黒い服が多いのは、太陽光を吸収して暖かいから。学生服で日向ぼっこ
をするとポカポカと気持ち良かったですね。しかし、日没後帰宅時間には
学生服は冷え冷えと寒かった。
黒色は、熱を良く吸収するが、又、熱を放出する色でもあります。
だから、夏の冷房の効いた部屋では、黒服の方が身体の熱を放出するので
涼しい。
次は、子供はじっとしていることが出来ず、何故動き回るのか?
小学校に上がるまで子供はチョロチョロ動き回ります。
私は、小学校に上がっていてもチョロチョロ動き回っていたので、
先生から[関澤さんは落ち着きがない」と言われていました。
そんなお子さんを持つ親御さんは沢山いらっしゃると思いますが、
実は、動き回るのが普通なので心配いりません。子供は、心臓や血管の
働きが完成されていないので、心臓から押し出すだけでは血液が身体の
隅々まで行き渡らない。そのため、動き回って筋肉を収縮させ、血管に
圧迫を与える事によって血流の流れをよくする必要がある。
特に下半身は、心臓から遠く低い位置のため血液が滞留しやすい。
そのため、動き回って血流をよくしているので、身体が求めている事なので
落ち着きがなくても心配いりません。
もう一つオマケに、ラッコはなぜ海で寝そべって食事をするのか?
ラッコは、元来、北洋の海岸部に棲んでた犬に近い哺乳動物ですが、
18世紀にロシア人がシベリア探検を開始し、毛皮がヨーロッパで高く
売れる事を知って乱獲した。それでもその時代は、母子のラッコは保護し
数が減らないようにしていた。
しかし、1867年にアラスカがアメリカに譲渡され悲劇が始まり、
アメリカ人が手当たり次第にラッコを銃で殺戮した。
それまでラッコは、岸の岩で貝を割って食べていたが、人を恐れる様になり
陸から離れて、腹の上で石で貝を割って食べる様になりました。
私は、ラッコの食事の姿を見て、1人でカッメンのフタをビリッと開けて、
お湯を注いでフタをして3分待ってすする自分とダブりました。