連日のパラリンピックの熱戦が、私達に勇気を与えています。
障害があっても諦めず、日々たゆまぬ練習を続ければ金メダルに繋がる
事を教えてくれます。又、沢山の人の支えがあってのメダルだと思います。
今、全国の商店街は、コロナ前からどこも空き店舗や休業で夜は暗い。
そんな暗い石動商店街に、ほんのり心温まり癒しになるランタンが
飾られています。
手作りランタンと言っても、ラジオを聴いている人は分かり難いと思います。
制作した私が説明すると、先ず、風船を吹いて約30〜40㎝程にします。
その風船に、障子紙や色紙を千切って、水のりを刷毛でペタペタと塗り、
その紙を風船にデザインを考えながら貼っていきます。
そのペタペタの風船を吊り下げて乾かし、外枠が固まると風船を破き、中の
風船を取り出すと、キレイな外枠が出来上がります。
上部の穴へLED の電球を入れてスイッチを入れると、ほんのり光ります。
手作りランタンは、製作者それぞれの思いで作りますから、トンボ、金魚、
花火等、個性あふれる作品があり、中には切り絵作家の見事な切り絵を
貼り付けたランタンもあります。
このイベントは、富山大学芸術文化学部の街づくり提案の中から、
ランタン作りがベストだと思い参加者を募集して始めました。
7月下旬から4回手作りランタン教室を開催して、約150人が参加して
150個出来ました。そのランタンを玉子10個と交換しているのですが、
自分の作品に愛着があるのか、ランタンは50個しか集まらず、メンバーが
作った20個と計70個が、大正時代からの大きな呉服屋の空き店舗に
展示されています。
今後、商工会や各種団体の協力でどんどんランタンを増やし、商店街通りを
ランタンの温かい癒しの灯りで埋めたいと、石動まっちゃプロジェクトの
メンバーは思っています。
私の友人の外国人は「日本はどこへ行っても明る過ぎる。それも蛍光灯や
水銀灯など白色の色ばかりでムードが無い」といつも言っています。
ランタンの灯りは、ヨーロッパの街角のように少し暗くほんのり温かく
恋人達が手をつなぎ、楽しく語らいながら歩く街になりました。
あなたが夜通りを歩くと、あなたの新しい恋の物語が始まるかも。