
先日、商工会の『視察研修会』がありました。
例年は、1泊2日の先進地視察で全国の先進地へ行っていましたが、
今年はコロナ禍で日帰りで砺波地区の施設や企業を訪問しました。
最初は小矢部市津沢にある『(株)ゴールドウィン』に行きましたが、
シークレット部門が多いため、
番組で放送する時は、事前に書類を提出して下さいと言われましたので、
簡単に紹介します。
『(株)ゴールドウィン』は、1964年の東京オリンピックでユニホームを
作った事がターニングポイントになり、
スポーツウエアを製造するようになった。
今は、学校ユニホーム等の汎用品は中国で生産し、去年のラグビーワールド
カップで日本代表選手のユニフォームのように、
一人一人のポジションや体型に合ったユニフォームは、素材の組み合わせや、
高度の縫製技術の物は、津沢工場で製造されている。
昼食の後、今年6月にオープンした『津沢あんどんふれあい会館』へ。
砺波地区には、福野、砺波、庄川、津沢に夜高あんどんが有りますが、
本格的な常設展示館は津沢だけです。
その為沢山の見学者が有り、担当者はうれしい悲鳴を上げています。
「先日も、関東方面からGo to トラベルで、バス7台で来られて、
テンヤワンヤになりました。その中の1人のお客様様が、
『青森のネブタや全国の神輿などを見たけど、こんな綺麗なあんどんを、
ぶつけて壊してしまうとは、男衆の心意気を感じ感動しました。
こんな素晴らしい祭りを関東方面へドンドンPRすべき』と言われて、
あんどんマスクやミニ法被を沢山買って行かれました」と。
その後、砺波市の『若鶴大正蔵-三郎丸蒸留所』へ。
大正蔵は、当初日本酒の醸造場でその後は、貯蔵庫として使用された建物で
二階建てだった物を現在は、階段上にリホームして講演会やコンサートに
使用されている。
又、三郎丸蒸留所は、北陸唯一のウイスキー蒸留所で11月12日から発売の
『三郎丸ゼロ』がおすすめです。
今までの研修会は、1泊2日の遠方の先進地へ視察していましたが、
すぐ足元ににも、素晴らしい施設や企業がある事を知らされました。
コロナ禍も悪い事ばかりでは無く、良い事もある。