平島アナ「関澤さん、今週は素敵な美人の女性と、一緒にスタジオに来られましたね、紹介して下さい」
関澤 「紹介する前に、目の前にあるキナコのムースの餡子のせを食べてみて下さい」
平島アナ「そんなに甘く無く、小豆の香りもほのかに残り、ムースの上に載った餡子が絶品です」
関澤 「そのムースと白玉ゼンザイを作られた、小矢部の元有名和菓子屋のお嬢さんの井波さんです」
井波さん「紹介いただきました、井波美鶴です。餡子はいかがでしたか?」
平島アナ「なんか普通の餡子と違い、歴史を感じる味でした」
関澤 「流石、平島さんです。この餡子は、井波さんが独身時代実家の和菓子屋で毎日炊いていた
餡子の味です」
平島アナ「他局の朝ドラで大判焼きの餡子を炊くシーンがよく有り、その大変さを見ていましたが
矢張り大変ですか?」
井波さん「北海道産の厳選された小豆を洗い炊いていきますが、後は企業秘密です。ずーっと
小豆の鍋から離れず見守ります」
関澤 「そして、井波さんの人生劇場で離婚されて自活する事になり、知人の紹介で
高岡の税務署近くの工芸品や美術品販売と喫茶部を任される事になりました。しかし、
このご時世、美術品は売れずコーヒーだけの喫茶も厳しい為、得意の小豆を使った
スイーツを売る事になりました」
平島アナ「関澤さんかなり力が入っていますね」
関澤 「なんかほっとけ無くて、迷惑かも知れませんが、色々アドバイスしています」笑
井波さん「大変厳しいですが、有名菓子店の秘伝の餡子を是非味わって下さい。お願いします」
平島アナ「今日は、ぬく〜くて甘い話をありがとうございました。その後の結果を知りたいので
又、スタジオにお越し下さい。陰ながら応援していますから頑張って下さい」
井波さん「心温まる言葉ありがとうございます」
関澤 「リスナーの皆さんも是非、歴史を感じる餡子の味わってみて下さい。お願いします」笑