関澤 「小林さん久しぶりです。相変わらず元気そうですね」
小林アナ「関澤さん久しぶりです。今日のゲストを紹介してください」
関澤 「彼岸花で地域起こしを目指している、川原俊昭さんです」
川原さん「紹介して頂きました、川原です。先ずこの写真を観て下さい」
小林アナ「ワア!真っ赤な彼岸花ロードが、ズッーと続いていますね。
何キロ、動機、花の特徴を教えてください」
川原さん「現物の彼岸花を持って来たので観て欲しいのですが、葉見ず花見ず
別々に姿を現し、球根でしか増えない為、一球一球植えます」
小林アナ「ハナ水?」
関澤 「葉を見た時は花を見ず、花を見た時は葉を見ないという事です」(笑)
川原さん「彼岸花ロードは、約⒉3キロメートルになり、綺麗ですよ。
彼岸花は、有史以前に伝わり、万葉集にも出て来る位、古くから
親しまれいました。又、球根には毒がある為、人里から離れた所に
植えられました。しかし、大飢饉の時は、乾燥して粉にし、
水に晒して、飢えをしのいでいました。又、彼岸花、曼珠沙華、
死人花等、全国で約1000種類の名前を持っています」
小林アナ「死人花とは不気味な名前ですね」
関澤 「昔は、土葬も多く、獣等から、遺体を守る為に植えられたから」
小林アナ「彼岸花ロードは、小矢部市のどの辺りですか?」
川原さん「国道359号線で小矢部から金沢へ向かう途中の五郎丸地区です」
関澤 「国道359号線に沿った、五郎丸川の蟹かけ橋辺りからです」
小林アナ「蟹かけ橋?変わった名前の橋ですね」
川原さん「この名前の由来は、昔、山の上の池に大きな蟹が住んでいました。
その蟹は、夜になると人里に降りて来て、村人にクイズを出し、
答えられないと、ハサミでつまみ上げ食べていました。村人は、
困り果てて村の住職に相談すると、住職はその夜蟹から『目は上向
ハサミを持ち四足で横歩きをする物は何?』と質問され、即座に
『蟹だ!』と答えて、住職は錫杖で大きな蟹を叩きつけると、
大きな蟹は苦しみながら死に、流れて岸に引っ掛かり橋になった事
から『蟹かけ橋』になりました」
関澤 「まだまだ沢山伝説があります」
小林アナ「五郎丸は、関澤さんの古里出し、まだまだ聞きたいのですが、
時間がありません。残念です!」