小矢部市本叡寺の枝垂れ桜

 

平島さん、今日は4月8日ですが何の日ですか?

なかなか出て来ませんか。お釈迦様が生まれた日で『花まつり』です。

今日は、その日にふさわしく小矢部市八講田にある本叡寺の枝垂れ桜の

紹介です。

本叡寺の場所は、小矢部市の国道359号線の金沢へ向う途中、五郎丸地区の

五郎丸川を挟んだ右側の地区の八講田にあります。

約25年目の100本の枝垂れ桜が、満開で咲き乱れています。

この桜は、今は亡くなったハ講田の吉田光雄さんの発案で、日蓮宗総本山の

身延山の身延枝垂れ桜を、戴いて植えたのが始まりです。

昨日行って来ました。本叡寺の境内を横切り、小高い丘の上に100本の

枝垂れ桜がこんもりとピンク色染まっていました。

その丘の上に登ると、枝垂れ桜に囲まれて、身も心もピンク色に染まり、

極楽気分になりました。

本叡寺住職宮内さんは「吉田さんの発案で始まりましたが、丘の雑木や雑草を

切り倒し丸坊主にして、そこに枝垂れ桜を植えて行きました。

しかし、全員が初めての事で、余り間隔を空けなかったため、木が大きく

なって数本切りました。又、今年のように雪の多い年は、木が折れたり、

裂けたりしましたが、地区の人や檀家の人の世話でここまで育ちました」

満開の枝垂れ桜を見た後、本叡寺住職は「関澤さん、明日は4月8日の

花まつりです。お釈迦様と甘茶も用意しています、これもお釈迦様の導き?」

私は「お釈迦様に何故甘茶を掛けるのですか?」と素朴な質問をすると、

住職は「分かりやすく言うと、例えば普通の人は、雨に降られると嫌だと

思いますが、全ての出来事をあるがままに受け入れたら、甘露の雨に感じる

ことが出来る。その教えの為に甘茶を掛けるのです」と。

お釈迦様に甘茶をかけて、満開の100本の枝垂れ桜に囲まれて、

極楽気分を味わって下さい。善は急げ。

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