奥能登国際芸術祭

「えー今からですか?あまり作品を見れませんよ」と、受け付けのオバさんは

検温しながら言いました。

小矢部を午後1時に出発して、奥能登の珠洲市に着くと午後3時過ぎ。

「絶対オススメのところを紹介して下さい」と言うと、「室内展示は午後5時

迄ですから、オススメの室内展示場一ヶ所と後は屋外展示場を紹介します。

屋外展示場は、暗くなるまで鑑賞できますから」と02)と03)と04)を

紹介していただきました。

室内展示場がある、旧西部小学校の02)番は、『こんな急な登り坂を子供達が

毎日登校したのか』と思うくらいキツイ登り坂を登ると、丘の上に旧小学校

はあり、青い奥能登と青い秋空が広がり、その景色すらもアートでした。

中に入ると、昔各家で法事をした時使った、大きさの違う紅朱塗のお椀が

赤い柱群のように積まれていました。そこを抜けると砂浜に廃船があり、

背後に古いテレビや、古いビンや、古い扇風機などの生活用品が展示され

昔の賑わいの品々がありました。

03)は、砂浜の小高所に大きな鏡が砂浜が写るように3枚展示してあり、

いろいろの角度から写真が撮れ楽しめます。又、そのすぐ横に04)があり

この作品は、砂浜に打ち上げられた漁具やプラスチックのゴミがうず高く

積み上げられ、その先端に大きな大きなバケツが付いていて、バケツから

大量のゴミを棄てているモード。夕方だったので怪獣のようなシルエットで、

ゴミの怪獣は考えさせられました。

07)は、廃校のグランドを遺跡調査したら、大きな鯨の骨が出た表現の

作品で、奥能登では昔から沢山の鯨を食べていました。

これだけを駆け足で周ったので午後5時になり、内能登にある18)の作品を

見たくて車を飛ばし外能登から内能登へ。

07)の作品は、直線の柱を組み上げて曲線状のトンネルの様にして、

手前の廃線の錆びた線路がそのトンネルに向かっている作品でした。

日没近く、奥能登の赤い夕日に重なり脳味噌が沸騰する位現代アートを

堪能しました。駐車場には静岡ナンバーや関西ナンバー等全国各地のナンバー

の車があり、今年で2回目の奥能登国際芸術祭も少しずつ認知され始め、

若い女性のグループや、若いカップルなど、日頃高齢者しかいない町に

若い声が弾んでいました。

 

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